ガルガル期をどう旦那に説明する?【ママたちの体験談】

ガルガル期に旦那へイライラをぶつけた後遺症はバカになりません。

家庭内の雰囲気悪化や夫婦のパワーバランスの崩れ、悪いときには離婚理由にもなりえます。

どうにかわかって欲しいですが女性特有の感覚だけに説明が難しいんですよね。

今回は女性のガルガル期体験でうまいこと危機を脱出できた話を集めました。

 

瞬間湯沸かし器のような激昂

分娩中、産道裂傷で緊急手術をした私は退院後里帰りして子育てしていてもなかなか下の傷が良くならず、思うように身体が動かないストレスも相まって、毎週末実家に泊まりに来てくれる旦那にとにかくイライラしてしまいました…。

オムツを替えるのも遅く抱っこもゲップも下手…で今なら週末しかやっていないんだから当たり前だと分かるのですが、その時は「もう、なんでパパなのに上手くできないの!貸して!」といつもキーキーしていました。旦那の一挙手一投足が全て目につくあの異常なピリピリ感は自分でもなんかおかしいかも?と思うのですが、瞬間沸騰湯沸かし器のように頭にカァーッと血が昇るとその時は止められず…。

あと旦那の咳、くしゃみ、鼻をかむ音に異様にイライラしていました。(これは今もたまに)

私の場合、ホルモンバランスの影響で産後イライラしやすいというのは妊娠中旦那に色んな体験漫画を読んでもらって理解してもらい、こういうことが今後起こるかもしれないから分かってほしいと何度も伝えていました。

旦那の方も事前にそういうことがままあると分かっていたからか、「あの時はいつもイライラしてたよね?」と懐かしく思っているようです。

里帰りが終わり自宅での生活リズムがだいぶ安定してきたら、子どもが寝たあと2人でゆっくりお茶を飲んだりして短い時間でも夫婦の会話をするようにしていました。

娘が寝ているという安心感からか比較的イライラが起こりにくいため、その時にいつも感謝していることやこんなことしてくれて助かった、こんな時はこうしてほしいなどと伝えていました。

お互い冷静になって子どものことを考えたり、夫婦のことを考えたりする時間があると伝える方も聞く方も落ち着いて話せるので、よかったと思います。

 

ネットの記事で説明

自分にはないだろうなと思っていたガルガル期。

だけど里帰りから旦那と暮らす自宅に戻ってきてすぐ始まった。

仕事から帰って着てそのままの服で息子を抱っこしようとした瞬間、汚い!嫌だ!と思った。

旦那にシャワー浴びて着替えてから抱っこしてと言うと、納得したようでわかったとシャワーを浴びに行った。

ガルガル期というものだよとネットでガルガル期について説明が書かれているものを見せながら説明すると、なるほどね、たしかに汚いまま抱っこされるの嫌だよねごめんと謝ってくれた。

理解してくれたようでその後は同じことはなかった。

ガルガル期は子供が生後半年くらいになるころには収まった。

イライラをぶつけたときは、言い方がキツくなってしまったので反省したけど、話し合ってよりお互い子供のために衛生的にも気をつけようと理解し合えたのでより仲が深まったと思う。

ガルガル期はほとんどのママにあることだと思うので、自分だけイライラして最悪などと自己嫌悪にならないで、旦那や両親、友達など身近な人に相談して気持ちを少し落ち着かせてから、それでもまだイライラするのであれば相手の気持ちを考えながら優しく、こうしてほしいと話せば向こうも分かってくれると思う。

 

正直説明で義母を回避

上の子を産んでまだ入院してる時、義母にイライラするようになり、その後退院しても義母にはあんまり抱っこされたくないなとか預けたくないなと思うようになりました。

夫や両親、義父、私の親族にはその感情は生まれなかったので不思議に思ってたけど、次第に抱っこされたくないという気持ちは少なくなったのでガルガル期だったのかなと思います。

相手には直接言えなかったけど、夫にはガルガル期だから義母にあまり預けたくないと正直に言って会う回数を減らしたりしたのでよかったと思います。

 

事前の念入り説明

ガルガル期・ホルモンバランスおかしいのは皆によくあることらしいですが、私の場合生理前のPMSと同等の精神的なイライラと、他人の言うことなすことにいちいちカチンとくる過敏さには正直自分でも驚きました。

ただ、前もってガルガル期というものがあるらしいと説明しておいたので、旦那自ら職場の先輩に相談したり、インターネット検索で理解してくれていて、その点は助かりました。

ガルガル期が治まったのは子供が2歳を迎え保育園に入園した頃。

思い切り旦那にあたってしまいました。

もちろんイラついたこと自身の態度に後悔しましたが、何せその時はいっぱいいっぱいの精神状態でしたので自分ではどうにもなりませんでした。

今は旦那とは「ガルガル期とはよく言ったもんだね」と笑い話になっています。

これからガルガル期をむかえる後輩ママに何かアドバイスするとすれば、誰にでもあることなので何とか旦那さんとはガルガル期の知識をシェアをして、いつかあんな時もあったねと笑い話になるので「簡単に離婚したりしないように」です。

 

ガルガル期対策の失敗

子どもの夜泣きがひどくなり出した出産3カ月目くらいにガルガル期(イライラ期)は音もなくやってきました。

誰がみても「穏やか」としか言いようのない夫の行動すべてにイライラを感じ始めたのです。

良かれと思って手を出してくることすべてにです。

モタモタしているおむつ替えにイライラ。

すばやく終わらない着替えにイライラ。

ゲップが上手く出せなくてイライラ。

本人は一生懸命なのに、とにかくこっちは一睡もしていないので常にイライラ。

「もういい!」と赤ちゃんを取り上げ、すべて自分でやろうと奮闘していました。

夫としては何を怒っているのかさっぱりな様子。

別室ですやすや眠っている夫には、一睡もしていない私の通常ではないメンタルに気付くはずもありません。

ただ「今日は機嫌が悪い」とやり過ごされていました。

「夜、一睡もできていない」

思い切って夫に言ってみました。

すると一言。

「じゃ、昼間寝ればいいんじゃない?」

それから約一年近く、私のガルガル期は最高潮を保ったまま続きました。

ガルガル期はいざ始まってからだと冷静に話せず、解決は難しいと思います。

出産前にもっと産後のママの体調について考えて、夫婦で考えておくべきだと思いました。

 

説明あきらめ別アプローチ

産後、夫が取るすべての行動に対してイライラ、ガルガルしていたような気がします。

夫としては会社から帰宅後、少しでも私のことを思いやってした行動だったはず。

たとえば食後の洗い物や洗濯物をたたむ、お風呂掃除などを率先してやってくれたのにも関わらず、洗い方が違う、汚れが落ちていない、たたみ方が違う、しまう場所が違う、など自分が普段やっているレベルを求め、そこに至らないとキレていました。

ガルガル期の精神状態を説明しようと思いましたが、理解してくれなさそうなので別アプローチを考えました。

きっかけになったのは、雑誌で夫に家事をさせるには、まず褒めること。そして、男に察しては通用しないという記事を読んだことです。

夫に対する接し方を変えたところ、みるみるスキルアップ。

家事の負担が減るにつれ気持ちも落ち着いてきました。

男と子供は褒めて育てよう、は本当だと思いました。