ガルガル期がひどいママたちの体験談

イライラが抑えられない。

不安な気持ちが膨らんで泣き出してしまう。

周りがみんな敵に見える。

そんなガルガル期の症状がとくにひどいママたちの体験談を集めました。

 

主人に当たり散らした一年

私の「ガルガル期」は出産後すぐです。

病院に面会に来てくれていた主人に対し、たった30分赤ちゃんを抱っこしていることすら少し嫌でした。

なぜかはわからないけど、主人の顔を見るのもちょっと嫌。

産後の世話をしに来てくれた実母が赤ちゃんを抱っこするときは安心感があり全く嫌じゃなかったので、(あ~とうとう、旦那の事が生理的に無理になってしまったのか)と赤子を抱きながら今後の生活が不安になってしまいました。

何をするのも旦那にはイライラしっぱなしで、当時を振り替えるとほんとうに可哀想なことをしたなと思います。

そのイライラは気づけば一年は続いていたと思います。

生理前のイライラが一年続くような感じです。

赤ちゃんに夜中お乳で起こされるのは全く嫌じゃないのに、主人の寝顔を見るだけでイラっとすることもありました。

後々当時を振り返り、主人には一言謝りました。

「なんかずっとあたり散らかしてたよね。ごめん」

主人はネットで産後鬱を調べていたらしく、「仕方ないよ」と寛容で助かりました。

これは一人目の出産の時だけで、その後二人出産しましたがガルガル期はきませんでした。

おそらく、子育ての経験をしているから精神的に楽だったのかもしれません。

自分ではイライラしていた事に気づかなっかただけかもしれませんが。

 

枕を投げつけて

出産したのはもう何年も前ですが、人生で1番申し訳ないなと思ったことなので今でもよく覚えています。

里帰り出産予定だったのに切迫早産になってしまい、実家が県外で遠方だったのもあり里帰りは不可能になってしまいました。

そのため主人と二人三脚での子育て。

夜泣きがひどい子で昼間もお昼寝はあまりせず、ワンオペだったこともあり産後すぐから私は参ってました。

生後半年にもなっていなかったある夜、いつも以上にひどい夜泣きをしていて深夜だったこともあり必死にあやしていました。

主人も一緒に夜泣き対応をしてくれていましたがなかなか泣き止まず。

つい呟いた「もう嫌…」の台詞に主人は「大丈夫だから!夜泣きは今だけだから!」と一緒に頑張ってくれていたし励ましてくれたのに、なににイラッときたのか今では自分でも全くわからないけどつい大声で「(主人の名前)にはわかんないよ!」と言ってベッドにあった自分の枕を主人に向かって投げました。

主人も理不尽な物言いと物を投げられたことに相当イラッとしたようで無言のまま別部屋へ行ってしまいました。

主人の様子を見て私も我に返ってすぐに「ごめんなさい、どうかしてた」と謝りました。

主人はあまり納得していない様子でしたが引き続き一緒に夜泣き対応をしてくれました。

でもこの日大声を出したことでいろいろと発散できたのか、その後の夜泣きでは無性にイライラすることはなくなりおおらかな気持ちで夜泣き対応をすることができていました。

 

義母がつれてくる客

出産してから旦那さんの実家にしばらくお世話になることになりました。

部屋はあったので、産後退院してから赤ちゃんを守りたくて、ほとんど旦那さん以外には会わせたくないと思っていたのですが、義母が連日のように友人等を連れて部屋に来るようになり、それだけでもイライラしていました。

来ては、抱っこも入れ代わり立ち代わりでするので、途中で「気分が悪いので出てってほしい」と追い返した事も何度もあります。

それでも屈する事なく、義母、そしてその友人も部屋に押しかけ「この子抱っこすると離したくなくなるんだよね?」などと呑気な事を言って赤ちゃんを離そうとせず、まるで我が子のようにずっと抱っこして離さないので、ついにイライラが爆発し自分の実家に帰らせてもらいました。

古くからの風習としては自分の実家に1ヶ月は帰るのは当たり前とされていましたし、義母と旦那さんがどうしてもというので少しお世話になっただけの話でしたし、なによりも、赤ちゃんもですが私もあんなに頻繁に部屋に来られてはプライベートももちろん、休む時間もないと思いました。

赤ちゃんも外部の人、色々な人にたらい回しみたいに抱っこされて、正直、怒鳴り散らして追い返したかったくらいです。

顔を見るだけでも吐き気がしました。

 

親友への恐怖

中学校時代の仲良い友達がいるのですが、その子は独身で子どもはいない子なのですが、出産当日におめでとう!などと連絡がきました。

長文が来てその中に「産んでくれてありがとう」と送られてきて、もうその時点でこの子を取られるんじゃないかと思ったし、会わせたくないと思いました。

可愛がってくれるのは嬉しいんですけど、一緒に出かけたらずっと抱っこしたがるし、そういうのがすごくイライラして今は相手との距離を少し置いてます。

 

母のひと言が私の逆鱗に

産後入院から退院し、1週間程経った時からガルガル期が始まりました。

ちょうど実母がお手伝いに来てくれていたのですが、実母が私の授乳しようとした時に「母乳は出ているの?」と何気なく聞かれた時に、とにかくイライラし「いちいち口を出して来るな!」と強い口調で言ってしまいました。

母は驚いた様子で「ごめん」って言ってきましたが、それからは母に子供が触られるのを極端に嫌うようになり母が抱っこしようとするとすぐに「私がやる」と言っていました。

1カ月程経つと、なぜだかスッキリして「何であんなに怒っていたんだろう」と思うようになり、後からあれはガルガル期だったんだなと感じました。

せっかく来てくれた母に申し訳ない…。

これから出産される方も必ずガルガル期は通る道だと思います。

しかし自分を責めずに、今はこういう時なんだと受け入れてあげてください。

中にはやけに涙もろくなったというママもいましたが、ホルモンバランスが急激に変わるためにそういう気持ちになるのもしょうがないと思います。

イライラしたり、めそめそしたりで気分がジェットコースターの様でついていけなくなる気持ちもありますが、自分を責めなくても良いんですよ!

そういう経験をするのはあなた一人ではないので、大丈夫です!

 

過去最大の絶叫

まだお座りをしたばかりの我が子を連れて先輩のお家へ遊びにいきました。

先輩には6歳と4歳の子供がいて、その子たちとは赤ちゃんの頃からの付き合いで私がママになる前からもよく遊んでいました。

この子たちを近くで見ていたおかげで初めての自分の子育てでも「こうやって言ってたな?」とうっすらとした記憶に助けてもらうことがありました。

昔から見ていたので本当に可愛い存在です。

我が子が寝たのでソファの上にタオルを敷いてもらった上で寝かせて、先輩の子どもたちと遊んでいました。

なんせ一緒に遊ぶのは久しぶりなのでテンションが上がっていました。

その時、先輩の上の子が我が子が寝ているソファに向かって走ってそのまま大ジャンプしてソファに着地したのです。・・・その瞬間スローモーションに見えました。

そして私は「いやあああああああー!!!!」と自分でもビックリするくらいの大きな声が出てしまいました。

先輩が「こらぁぁぁ!!危ない!!」とすぐに叱ってくれましたし、ジャンプした子も反省をしてしょんぼりしてるのもわかりました。

でもそこから寝かせておくのが怖くなりそこからずっと抱っこで過ごしました。

悪気はなかったのはわかっているし、昔から可愛がってるし、なんであんなに大きな声を出してしまったんだ・・・?子どものしたことなのに、と反省と言うか・・・悪い態度とってしまったな・・・とか考えるのですが、今思えばガルガル期だったのかなと思います。

守らなきゃ!!って気持ちが強く働いたのかなと。

でもその瞬間はとてもヒヤヒヤしたので本当に何もなくてよかったです。

 

魔の3週間目

私のイライラは産後3週目からはじまりました。

いわゆる赤ちゃんの魔の3週目。

安静にしていた状態から日常生活に戻さなくてはいけないという焦りもあり、特に旦那に対してイライラ。

旦那の赤ちゃんに対するお世話の仕方、全てにイライラしました。

極めつけは赤ちゃんだけではなく私に触れてくる事だけでイライラしてしまって、夫婦間も険悪ムードでした。

ずっと耐えてくれていた旦那には感謝です。

その時は自分自身、ガルガル期だとは思ってなくて、徐々に赤ちゃんのリズムが決まってきて、私自身の睡眠もまとまってとれるようになったころ(生後半年くらい)やっと落ち着いてきて、過去を振り返ってみるとあの時の私はガルガル期だったと気付きました。

今思えば、とにかくリフレッシュの時間を作る事、眠れる時に眠る事が大事だと思います。

あとは家族の協力と忍耐です!

 

すべてにイライラ

出産後、1ヶ月間母が手伝いに来てくれるという話だったのに

来たとしても時間がすごい遅くにきたり毎日来てくれなかったり、なんか積極的な行動じゃなかったことにすごく腹が立ち、思わず本人にすごくいってしまった記憶があります…。

でも産後だからイライラなのか?産後じゃなくてもそれに関してはイライラしているかもしれませんが……

後旦那さんがスマホばっかりイジってたりして全然手伝ってくれない時はほんとイラっとしました。

それは今もでもしますが。

 

正月の集まりで

出産してすぐのこと、夜中に泣いてる子に気づきもしない旦那にはすぐにイライラが始まったのですが、出産してからのはじめてのお正月に旦那の実家にご挨拶に行った時に義父母に怒りが溢れました。

息子はまだ4ヶ月でようやく首が座ったのに高い高いを始めたのです。

義父はお酒も飲んでいて私に挨拶する前に息子を抱っこして離しませんでした。

ずっと抱っこして生のお寿司を食べたベトベトの手で顔や口などを触って『ふざけんな!』と思いました。

旦那に怒り溢れた顔で『今すぐやめさせて!』と叫びその場を逃れましたが旦那と義母は私の怒り込み上げた顔にオロオロしていました。

 

三度のガルガル期

私は3回出産を経験していますが、その時々でイライラする対象が違いました。

一人目の時はとにかく可愛くて誰にも触って欲しくありませんでした。特に義母と実父です。

実父とは出産前に口論をし産後も実父に対いて良い感情を抱いていなかったので、長男の顔に顔を近づける行為が許せませんでした。

そして、数か月違いの兄の子と比べられく事も苦痛でした。

義母に関しては出産前は何とも思っていなかったのが、産後は顔を見るのも嫌になるくらいでした。夫が赤ちゃんだった時の話をされるのもうんざりで多分、態度に出ていたと思います。

2回目3回目の出産は夫に対してでした。

特に3回目は双子で上に子とは年子で夜泣きする事もあり、3人で泣いていても夫は起きてはくれませんでした。

夫も仕事で疲れていると思って起きないことは我慢出来ましたが、やっと3人寝たと思って寝ようとすると必ず大鼾が始まるのです。あれには本当にイライラします。

あまりにもうるさいので、夫の頭まで布団をかぶせて呼吸をしづらくしてあげました。

寝不足の私の睡眠を妨害した夫への些細な仕返しです。

 

ガルガル期から七年たっても続く嫌悪感

ガルガル期ありました。相手は義父母でした。

出産までは良好な関係を結んでいたのですが、「初孫が生まれてくるところを見たい!」と言われたあたりから急に嫌悪感を覚え始めました(もちろんお断りしましたが)。

出産直後いきなり会いにやってきて、生まれたばかりの娘をひったくってチューチュー攻撃、あぜんとするばかりでした。

旦那(義父母の息子)に「孫が生まれるなんてお前でかした!よくやった!、お前は誇りだ!」と賛美しまくり、あの~、産んだの私なんですけれど。

特に義父はチューチューしたいがために検診や出先まで付いて来る始末。

沐浴しているところを見せろと家の中まで入って来ることもありました。

そんなことがつづいているうちに、義父母に対しては気持ち悪いという嫌悪感しか持たなくなり、彼らが近くに来ると子供を外に連れ出したり、家を空けたりとなるべく娘に合わせないように努力しました。

義父母に対してあからさまに嫌な顔をしたり、言い方がきつくなっていたので、旦那に「うちの両親が何をしたっていうんだ!」と注意されましたが、「睡眠不足とホルモンの関係で悪いけれど嫌悪感を抱いている」と説明したところ、旦那が義父母に少し距離を置くよう話してくれました。それでもしつこく家に来られましたが。

イライラしていたことに後悔はしていませんし、義父母への態度も謝るつもりはありません。

子供は約10か月を一緒に過ごした自分の分身ですもの、子供にべたべたされたら、まるで自分が同じことをされている気持になって当然だと思いますし、向こうも相手が自分の孫だからと、とった行動は非常識な部分が多かったと思います。

孫フィーバー中の高齢者たちは、孫に会いたいという自分の欲を満たすために、理由を付けてやってきます。

非常識な行動や、こちらの迷惑なんて考えにも及ばないのです。嫁が言い方を工夫しても義父母は自分たちの都合のいいようにしか解釈しません。やってほしくないことや嫌な事ははっきり言う、または言いにくかったらパートナーからはっきり言ってもらうことが必要です。

ガルガル期に罪悪感を持つ必要はありません。ごく自然な感情だと思います。ため込むと自分の精神によくないので、パートナーや自分の親、友達、気持ちをシェアできる場所で思いっきり気持ちを吐き出してください。

娘も7歳になりました。イライラは最初の2年がピークでしたが、今もまだ続いています。だって義父がいまだに何かとくっついてくるのですもの、まるで幼児愛好者のように。